ヤスジン運営者紹介

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ヤスジン運営者紹介

Yasujin運営者である山口靖人は、２００１年に語学留学と称して米国へ移住して以来、紆余曲折を得て現在、欧州はイタリアで就労しています（２０１９年現在）。

日本以外では米国で８年、イタリアでは５年（現在進行形）生活を送っておりますが、ビジネスキャリアとしては米国（NY）２年、日本（東京）４年、イタリア（PD）５年程度です。

就労開始から一貫してグラフィック・クリエイティブ系の仕事を選択してきましたが、サイト制作 / 運営という現在の業態に最も影響を与えてくれたのは、イタリア・ベニスにあるウェブ制作会社での経験です。従業員数６０人前後と決して大きな会社ではありませんでしたが、特にスキル面において学びの多い経験をさせて頂きました。

現在では必要に応じて欧州〜日本間、稀に北米を行き来しつつ生活をしておりますが、通信技術の発達によりどこに居ようとも瞬時にクライアント様と連絡を取ることができ、また作業を行える大変良い時代である、と個人的には感じています。

その様なビジネスライフを送っておりますが、事業形態としては「個人事業」です。

個人事業は企業と比べほとんどの場合「小規模」なビジネスとなる訳ですが、その様なビジネス展開をする者にとって最も気をつけなければならない事があります。

それは評判や口コミ、レビューです。これらは個人事業主にとって極めて重要な意味を持ちます。

つまり大手企業に比べ顧客数が少ない個人事業主は、個々のクライアント様の成功がほとんどイコールで我々の成功ですし、逆もまた然り、となるという事です。

自分のようにネット上に個人情報を出し、基本的に全ての依頼を一人で行うスタイルの個人事業主は、万が一サイト制作・運営が上手くいかなかった場合、多くの案件が同時進行し、案件毎に担当が異なるような大手ウェブサイト制作会社のような言い訳ができません。

そのため、その依頼を受けるか否かに気を使いますし、実際自分にとって大き過ぎる依頼は断らせて頂くということもありましたし、今後もあると思います。

現状のサイト制作業界について１つ不満を持っています。

この仕事を始めてからは以前にも増して、ウェブサイト保持者から「ヘルプ」を求められる事が多くなりました。特に多いのがSEO（検索エンジン最適化）についてです。

サイト運営に対応していない、サイト制作のみを行うウェブデザイン会社あるいはデザイン会社はまだまだ多い印象です。つまりサイトは作るだけのものだ、と考えている企業あるいは団体は数多く存在します。

これは日本に関わらず米国でもイタリアでも、です。

事前にサイト制作後の運用部分についてキチンと説明を行っている会社がほとんど…だと信じたいところですが、中にはあたかもサイトを作っただけで集客になる、といった様なニュアンスでサイト制作を売り込んでいる会社もあるようです。

その後高額なサイト運営費を吹っかけられる、あるいはサイト制作会社にSEOの知識が無いために放っておかれる、という状況におちいったという報告を受けた経験が何度もあります。

「知らない方が悪い」では済まない話だと思いますし、そもそもサイト運営を見越さずにどうやってサイト制作をするのかもよく解らない話ではあります。

この様な状況の是正に、当サイトへの記事投稿を通して少しでも貢献したい、という思いも自分は持っています。

母国・日本から離れた地でビジネスを行っていく苦労、そして楽しさを自身が経験しているから、といういわゆる「仲間意識」が主な理由です。

海外で暮らす、という選択にいたった過程は人それぞれだと思いますが、諸外国と比べある部分においては比較的特殊と言っても過言ではない日本という社会環境の中で生まれ育ち、外国を経験し、（少なくとも表面的には）生活がしやすい祖国に帰ることなく「海外に残った」という部分に強い共感を覚えます。

また外国語習得の過程において、他言語の習得過程以外では中々経験できないのではないかと思われる「自分という人間の再構築」とでも言うべきプロセスを経験していらっしゃるのではないか、という考え（あるいは思い込み）を持っています。

…それを経験している事によるメリットや意味を書き出すと長くなってしまうし上手く伝えられる自信もありませんが、とにかくこれは現地人との交流が深ければ深いほど避け難いプロセスだと思いますし、自分の過去を振り返った時にそれは大きな出来事だったという思いがあります。海外起業を経験されている多くの方はここに書かれている事はザックリとでも理解して頂けるのではないかと（勝手に）想像しています。

政治、宗教、祖国に対する考え方などとは一切関係無く、上記のような理由から海外で頑張っているビジネスマンを応援したいと考えています。