サイト作成時の類似業種サイトや競合他社サイトの研究・評価、またページタイトルやデスクリプション、サイト内外のリンクといった基本的なSEO（検索エンジン最適化）は言うまでもありませんが、その上でサイト品質向上に最も重要となってくるのがABテストです。
ABテストとは
ウェブサイトにおけるA/Bテストでは、ウェブサイト内の一部分を変更することで、比較したウェブサイト内のパーツ"A"と"B"のどちらがよりユーザビリティの観点から優れているかを検討する。
（参照元: Wikipedia）
ABテストとは簡単にいうと比較テストです。
例えば、商品を販売しているページの購入ボタンを今は緑色にしているが、オレンジ色にした場合商品購入率がどの様に変化するか、といった様なテストです。
ABテスト対象はボタンや画像などのクリエイティブだけでなく、エレメント（ページ内のブロック部分）のレイアウトの順番、内部リンク先のページ、といった具合に多岐に渡ります。
一見簡単そうに見えますが、季節柄などABテスト部分以外から来る影響を可能な限り排除するなどの方法、対応が必要となります。
また、ABテストは安易に行うとグーグル（最大手検索エンジン運営会社）からペナルティを受ける可能性のある行為でもあります（設定を間違えるとリンク詐称と見なされかねないという意味）。
この地味で、根気だけでなく細心の注意が必要な作業のみがサイト品質を最も効率良く押し上げる最良の手段であると確信しています。
…一応の但し書きとして、ABテストはヤスジン特有の方法・技術ではありません。それどころか、大きな資本を投入しているサイトであればある程やって当たり前の戦略です。１０００を超えるABテストを常時同時進行させているサイトなども存在します。
ではなぜヤスジンではあえて最重要戦略としてABテストを挙げているのか。その理由はABテストの品質管理に自信があるためです。
テスト結果に影響を与える外的要因の極力排除（つまりテスト結果の信憑性保持）、また比較対象の選別あるいは作成、の２点が具体的に得意とする部分です。
